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金価格予想:Gartman氏は1000ドル、HSBCのSteel氏は2000ドル

金価格予想において、その幅が広まりつつあるようだ。

金地金は、「年を取ったアスリートだ」そして「壊れた商品」であることから、トロイオンスあたり1000ドルとなることを、トレーディング・アドバイザリ?誌である「The Garman Letter」を設立し、出版しているDennis Gartman氏が予想している。

しかしその反面、HSBCニューヨークのコモディティアナリストのJames Steel氏は、2013年の下半期で1600ドルとなり、長期的には2000ドルとなることを予想している。

Steel氏は、宝飾品需要が金価格に影響を与えていたが、昨今は中国の投資需要が金市場を動かしていると、先週ブルームバーグに語っている。

「最近の経済成長の減速にもかかわらず、HSBCや他のリサーチャーは、(金の)需要を高めることとなる、今後5年から10年のより大きな成長を予想している。」

しかし、Dennis Gartman氏は、金の時代は終わったと考えている。金曜日のCNBCとのテレビインタビューにおいて、「金価格の最高水準は、2年近く前に終わっている。」と語っている。

金価格の下落傾向に注目し、次のサポートラインである1200ドルが破られたら、1000ドルへと下がるであろうと予想している。

現在進行中の世界の中央銀行によるゼロ金利と金融の量的緩和政策に目を向けた上で、「コモディティ取引の古くからの規則は、ニュースが強気市場にもかかわらず、そうでない場合は、弱気市場なのだ。」と述べている。

HSBCのSteel氏は、金価格は年末に向けて上昇するとしている。ここで、ラグビーのスクラムに例えて、欧米の投資家が市場から引き上げる間、主に中国の投資家の現物需要が高まり、お互いを押しあいながら、1400ドル近辺で戦っているとしている。

昨今の金の輸入に関する規制によって「インドの需要は傷つけられた」としたものの、世界最大の金消費国は、「通常(その需要は)戻ってくるものだ」とSteel氏は追記している。

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ブリオンボールトリサーチ部門, 18 Jun '13
オンライン金取引所有サービスを提供する会社として世界有数のブリオンボールト社のリサーチ部門は、主任エィドリアン・アッシュ、および研究員ベン・テイラー、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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英国最大手のオンライン金地金取引サービス提供。英国女王賞を2009年に革新部門、2013年に国際取引部門で受賞。7万人を超える顧客の約38.7トンの金地金を保管。 ロンドン貴金属市場協会の正会員。ワールド ゴールド カウンシルの関連会社とロスチャイルドファンドが資本参加。

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