2016年7月26日火曜日

今夜はダウが100ドルを超える下落。

今週はFOMCと日銀というイベントが金融市場にとっては
リスクイベントにもなり得るということで、ポジション調整かな。
つまり、これまで買ってきて利益が出ている向きの利益確定が出ている。

CMEのフェドウォッチによると
7月今週のFOMCでの利上げの可能性はほぼゼロですが(2%程度)
12月の利上げ確率は56%と、前週末の48%から上昇。
 9月の利上げ確率は20%から26%に、
2017年6月は63%から71%にそれぞれ上昇しています。

今週のFOMCでの声明が注目される展開。
タカ派的であれば、米株は大きく崩れるであろうという値動きが
先取りで始まっているともいえます。
だからこそ、現実にはタカ派的なトーンにはならないと思うのだけれど。。。

このダウの調整につれ安でしょうか、ドル円相場も105円台へ。

今週はボラティリティも高まるでしょうから、この程度の下落は想定内。
と言いますか、市場には今週の日銀の追加緩和への期待が80%にも登るようです。

過去最高の8割が追加緩和予想、問われる本気度-日銀サーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-24/OAPILV6KLVR501

何もなければ円高が進むとの見方が多い…

そうですので、そのリスクにも備えておかなくては、、という値動きが
今から始まっているともいえるということです。

中には緩和をやってもやらなくても円高、という指摘もあって
それじゃぁ、まるで4月の悪夢の再来じゃないか、ということになりますが、
同じパターンがそんなに繰り返されるもんかしら。。。💦

嫌な予感と共に、先週まであれほど湧いていた任天堂株が
週明け月曜はストップ安(任天堂がポケモンGOの収益への影響は限定的
だと22日夜に発表したため)

市場全体のセンチメントを冷やす結果に。

さあ、嫌な週明けです。

円高にかけてショートするか。
FOMC,日銀イベントの円高局面を逆に拾うか。

私は後者です。

先週までのトレードでポジションはすべてなくなっていますが、
今日になってまたしてもポンドドルに手を出しています。
(もう手を出さないと書きましたが、心変わり)
コストは1.3130.

理由は至極単純で、ショートがたまりすぎでしょ。
7/19現在ポンドドルの売り越し残は前週比で+14.319枚。
ショート残高は74.386枚にも上ります。たぶんこれ過去最高水準。

みーんなポンド売ってます、はやりのトレードなのね。

ヘッジファンド、英ポンド一段安に備える

http://jp.wsj.com/articles/SB10352986937800543568904582198152340368624

最後の一文、ショートスクイーズが非常に起きやすい状態になっている
というのが、ポンドロングの最大の理由なんだけど、、、

意外と今週のFOMC声明がハト派的になるならばドル安ポンド高、
って線もあり得るかな?という思いもないわけではない。

それほど大きなポジションじゃありません。
先週のPMI悪化で、嫌気がさしていたところですが
そうやって距離を置くと、その後に思った方向に動き出す、
ってことがよくあるので、そうならないようにちょっとだけ
ポジション持っておこうというだけのことです。

ソフトバンクのARMの買収もあり、英国投資はむしろ逆張りで
いい機会だ、という機運でも高まれば、このポンド安は好機。

ということにならないかしらん。

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