2016年8月31日水曜日

現在30日火曜の午前1:00
ドル年102.98円、日経平均先物16840円(29日東京現物16725円)

ドル円と日経平均先物が上昇を続けています。
今夜はダウが55ドル安にもかかわらず、です。
おまけに原油も金も軟調です。

米株と国際商品市況は、若干ドル高の影響を受けていると思われるのですが、
日本株とドル円は、お構いなしで上がっている印象。

そりゃー、そうかもね。
これまでが不当に売られ過ぎていたと思うもの。
米金利上昇がリスクオンなのかリスクオフなのかという点は
見方が分かれると思いますが、
(金利上昇で米株が下がれば日本株も下がってドル円も下がるという見方もある)
今のところは円買いに傾き過ぎていた市場の修正が
ドル円を押し上げている模様。

クロス円も同じく。

今日はキウイ円を73.93円でロングしています。
ポンド円でもよかったかも。。。

クロス円にも過度な悲観の修正が入っているとみられます。

まあ、こうした修正の動きも雇用統計の数字一発で
全て台無しになる可能性は否定できないのですけれど。

ドル円ロングとキウイ円ロングです。

今日は東京時間に

官房長官が
「為替、財務相・金融庁・日銀が常に連携・注視」
「過度な市場の動きに断固として対応できる動きを取っている」
「3者会合は私の指示で実施」等とコメントしたり、

浜田宏一内閣官房参与が
円高阻止のため政府・日銀は果敢に為替介入すべきだと発言。

ドル102円前半、政府関係者の発言が話題に
http://jp.reuters.com/article/tokyo-fx-idJPKCN1150FW?sp=true
このインタビューが漏れ伝わったとみれらます。

 
インタビュー:日銀の外債購入も選択肢=浜田内閣官房参与

http://bit.ly/2cc7Rt4

外為市場で円高が進行しているのは、アベノミクス失敗に賭ける投機的な動きとし、政府の市場介入が難しければ、日銀による外債購入も選択肢との見解を示した。

明日(31日)浜田内閣官房参与には直接お会いしてインタビューする機会に
恵まれました。この点についてもいろいろお伺いしたいと思います。

また、週末の杭州G20では2月の上海合意「ドル高是正」
~つまりは米利上げは控える~という約束を破棄するのでは?
という見方が一部に出ていますが、
同時に本邦当局も介入に前向きとも思える断固とした姿勢を
取り出した。ルー財務長官(円安誘導けん制発言を繰り返していた)も
このところピタリと発言を慎んでいる、という状況をみると
政治的に円安を容認されたような気がしないでもない。

代わりに増長した中国との密約破棄ってことか??
為替って、政治の影響が大きいよね、、、その政治的背景が
ゲームチェンジを示唆している可能性を考えると
99円は底だったとみてもいいかもしれません。

とかなんとかいても市場を完全にコントロールできるものでは
ありませんので、まずは週末の雇用統計次第でしょうけれど。。。

意外とまだ弱気が多く、この上昇に懐疑的な向きが多いので
まだ上がる余地は大きいと思いますよ。


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