2018年5月22日火曜日

先週17~18日にワシントンで開催された米中通商会議を受け、
市場は一気にリスクテイクに動いています。
中国は米国の財・サービスの購入を大幅に増やすことで合意、
米国のエネルギーや農産物の中国への輸出拡大につながる措置について
協議を続けることで一致したとの共同声明が発表されました。
具体的な内容でないことは気がかりですが、
株式市場はこれを好感し大きく上昇しています。

※左がダウ、右が日経平均 Chart:TradingView
https://jp.tradingview.com/chart/


ダウはなんか吹っ切れた感じも、、、。
日経平均は、アイランドリバーサルトップの下落サインが崩れそうな、、、
最後の窓埋めテスト中。強いですね。

今日は仕事で真壁昭夫氏にお話しを伺っていましたが
投資家らアンケートで、米長期金利何%になったら株を売りますか、
という質問に、昨年までは平均で3.5%という回答が多かったのが
今では3.6%に上がっているとのこと。

現在の長期債利回りは3.1%前後。まだ余裕がありますね。
2月の株価下落はVIX指数のポジションの偏りがさく裂したことが
株価下落のトリガーでしたが、それも均されて、
耐性もついてきたとみていいのかも。


また、トランプ政権にとっては11月の中間選挙で勝つことが至上命題。
ですから、通商問題がこんな生ぬるい形でなくなることはないのですが、
目下、注力しているのは6/12の米朝首脳会談の成功でしょう。

市場関係者らからは、この日の成功までは、日本を含め中国、
韓国とも連携強化する必要があるため、強硬な態度には出てこないはずだ、
との楽観の声も。

確かにこれだけドルが上昇しても、年初にドル安を望むと発言した
米ムニューシン財務長官もだんまりを決め込んでいます。

北朝鮮問題は日本の存在も大変重要ですので、
今は矛を収めているのでしょうか。

それも6月12日までと考えたほうがいいかと思いますが、
逆に言うとそれまではリスクをとれる、ということでもあります。

また6月12~13日は米FOMCですね。

FOMCとドル円の値動きを検証すると、2017年12月の利上げ時を除いて
FOMCで利上げを発表した日が、ドル円の高値、安値の転換点となっています。
6回利上げしたうちの5回も、です。

利上げ予想を織り込む形でFOMCに向けてドルが買われたケースでは
100%ドル円はFOMCの利上げ発表当日に天井を付けて下落反転しますので注意。

でも、これも逆に言えば6月FOMCに向けてはファンド勢はドル円ロングの
トレンドフォローで攻めてくる可能性が高いということでもありますね。

ということで、ドル円とクロス円は6月12日くらいまでは強気で攻めて
いいんじゃないか、、、って気がしています。

それまでは円キャリートレードがテーマとなってくるかも。

今日は、米中貿易摩擦への懸念後退からでしょうか、
豪ドルが強含みで推移しており、豪ドル円が印象的な陽線示現。

※豪ドル円日足 Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/


希望的観測から、逆ヘッドアンドショルダーに見えて仕方がないので
84.07円という、めっちゃ高値で豪ドル円に飛び乗ってしまった・・・💦
今早速アゲインスト、やられてます(;´・ω・)


※豪ドルドルも逆三尊?! Chart:TradingViewhttps://jp.tradingview.com/chart/


豪ドル、今日は貿易摩擦回避で株価上昇の機運と歩調あわせて上昇した格好。
実際回避したわけじゃないとは思いますが、目先の流れには逆らうべからず。

黄色のラインは希望的観測の逆三尊ですが、赤のネックラインを越えてくれれば
大きな上昇の可能性も?!(ポジショントーク)
ということを期待してポジションメイク。。。。

通貨インデックス一覧を見ても、豪ドルが輝いて見えます。。。

※通貨インデックス一覧


ちょっとドル円が今日は元気がないので、利益を一度確保。
110.05円Lは111.08円で利食いました。
110.80円くらいまで下がれば再度ロングの方向。

カナダ円85.12円L、豪ドル円84.07円L
ポンドドル1.3529ドルS継続です。

12920DAXショートは13050で損切撤退です(´;ω;`)
株、下がりそうにありません・・・

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下がんないかもしれません。。。。

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