2018年8月16日木曜日

トルコリラが大幅反発を見せています。

※ドルトルコ日足


※トルコリラ円日足


トルコの逆襲の材料としては、、、

①トルコ当局、銀行のスワップ取引の上限を半減(50→25%へ)
~リラと外貨のスワップ取引を自己資本の25%以内に規制
→条件が厳しくなったため、リラとドルの交換が制限されリラ安に歯止め

②カタールがトルコに150億ドルの直接投資を約束
~カタールのタミム首長とトルコのエルドアン大統領とアンカラで会談後公表。

などが上げられていますが、
いやいや、安心するのはまだ早いと思われるネガティブ材料も出ています。

①トルコ政府は15日、アメリカ製品に対して関税をかけることを発表。

②アメリカ人牧師の解放は依然拒否

牧師の解放拒否だけでなく、トルコがアメリカに報復関税を発表するなど
アメリカとの対立はむしろ硬直化していますので、
カタールの投資とトルコ当局のリラ売り規制くらいでは
決して安心できません。

多分、今夜のリラ上昇は、ショートカバー。

来週からトルコって日本のお盆に匹敵するような長期休暇に入るんですって。
その影響で、今週末8/17までにリラショートを決済せずに持ち越すと
10日分のスワップ、つまり支払いが発生するということ。
そりゃ、売り玉は手仕舞っておこうという動きが出るでしょう。

だから、単純にショートカバーです。多分。
トルコリラの取引に絡むテクニカルな要因によるものですので
リラ反発でも、今夜はドル円、日経先物、ダウの全てが下落しており
VIX指数も上昇のリスクオフの様相を強めています。

トルコだけではなくて、中国市場の弱さも再びフォーカスされたようです。

※ハンセン指数


上海総合じゃなくて、ハンセン指数のチャートを貼った背景には、
香港市場の上場しているテンセントの決算に注目が集まっていたためです。

テンセント株下落に備えるコスト、この2年余りの最高水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-15/PDHJ896JTSE801

テンセント提供のゲームが当局の規制を受けたこともあって
時価総額は1月のピークから1500億ドル(約16兆6900億円)余りが
失われており、すでに、投資家らは身構えていたようですが

その決算はやはり。。。という内容。

テンセント 第2四半期決算発表 純利益、売上高ともに×(広瀬隆雄氏ブログ)
http://markethack.net/archives/52085461.html

中国株が再下落の様相を呈してることが今夜の米株下落の一因。
日経先物も弱いので明日の日本株市場は緊張が走るかな。。。

それでもドル円は110円台で踏ん張っているんですから底固いです。
ドル高だから、、、ということもありますね。
円高となっても基本ドル高です。ドル円は膠着ですね。

ユーロドル、ユーロ円S継続です。

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