2020年7月2日木曜日

株式市場、日替わりで方向感が変わるので、
まだ売りに確信が持てないのですが、
明らかに上値が重くなってきたように感じます。

ということで、今日は日経平均CFDを22232円で売り参戦。
ダウにしなかったのは、Nasdaq総合があまりに強く
高値を奪還しそうなので、米株全体が弱いとは言えない気がするから。

他方、日本株市場ではマザーズが今日7/1までで4日続落となっている他、
ジャスダックも2番天井を付けたように見えるため、
全般弱含みとなれば日経も下げるかな、と思ったためですが
ホントはダウのアイランドリバーサルがまだ生きていますし
ダウを売りたい<`~´>ん~でも25000ドル割ってから考えます。

ただ、冷静に今夜の値動きを見ているとダウは明らかに上値が重い。

好材料がいくつも飛び出しているのに、
先ほどダウマイナスに転換する局面がありました。

①6月ADP雇用統計:236.9万人(予想:+290万人)

これね、サプライズは6月分の数字より、5月分の修正です。
5月▼276万人とされていたのが、今回+306.59万人に上方修正されたのです。

え?マイナス276万が+306万に修正されるってアリなの??
いかにコロナショックで混乱していたかが伺える修正幅ですが
ポジティブサプライズにダウは100ドルあまり上昇して寄り付きました。

②米・6月ISM製造業景況指数:52.6(予想:49.8、5月:43.1)

分水嶺である50を回復しました。
2019年4月以降ほぼ1年ぶり高水準となったことは素直に好感できます。

③ワクチン開発期待高まる

製薬大手のファイザーが独バイオ企業と手掛ける
新型マイナスコロナウイルスのワクチンの初期の治験で
良好な結果が得られたと発表したことで大幅高!

コロナ禍ではワクチン開発ニュースはセンチメント好転に
繋がるニュースですね。

④テスラがトヨタ超え

足下テスラ株が堅調に推移しており、
とうとう時価総額が22兆円を超え
トヨタ自動車を抜いて自動車メーカー首位に躍り出ました。

これも米国株市場全般センチメントを明るくさせるニュース。

これだけいいニュースが相次いだにもかかわらず、
ダウは一時マイナス圏に沈むなど、買いが持続しません。
ここから何があったらさらに上がるのか見えてこなくなった、、、
ように感じませんか?

と思っていたら現在60ドル高まで回復。
やはり米株は引けてみないことにはわかりませんね。
だから米株ショートは苦行なのですよ。。。。
ということで、今回は日経平均ショートです。
これも短期目線ですけどね・・・

それと為替がワケわかりません(*_*;

昨日謎に上昇したポンドを再度売り直してみたのですが
それが思い切り損切です、続伸中。
何故ポンドが買われているのかは不明・・・。

さらに東京時間午後、ユーロが弱含んできたので
7月入りで半期末のリバランスの影響もなくなっただろうと考え
ユーロショートを作ったのですが
これも夜の番組を終えてレートを見てのけぞりました。

ユーロ上がってるじゃない~

これも損切です。もういちいち
いくらで売っていくらで切ったか書きません。終わった話です😢

メルケル独首相が
「Brexit協議が失敗に終わることを覚悟しなければならない」
と発言したようですが、これってユーロ買いなの??
解せぬ・・・・。

ということで為替はノーポジ。
今何で動いているのか読めません。
テーマレスの時に無理に取引してもロクなことないですね。
何か見えてくるまで触らないでおきます、反省。

ただ、今夜気になる動きが、世界の長期債利回りの上昇です。

※世界の長期債利回り比較


米国、ドイツ、英国、日本、豪州、ニュージーランドの10年債利回り
足下で上昇しそうな雰囲気ないですか??
利回り上昇ということは、債券が売られているということです。

ここにきてなぜ債券が売られているのか。
株に資金シフト?ならばリスクオンなので問題ありません。
別の理由があるのでしょうか??

とはいえ、どの国の長期債利回りもゼロ金利。
白いラインが1%ですので、その下でミクロの値動きにすぎません。
つまり、まだ警戒するほどの動きじゃないってことですが(笑)

ただ、すべての国の債券が一斉に売られているというのは
やや気になりますね。
6月初旬にも同様の上昇がありましたが
この時はめちゃめちゃ株が上昇していた時期でした。
まさに債券から株へ?という動きだったのですが
今がそうなんだろうか・・・🤔?

これが今夜の通貨市場にも影響している??
ん~理解できません💦
債券市場にも留意しておかないといけないですね。

※追記
@BigggDadyy さんのTweetで気が付いたのですが
今夜のFOMC議事録で、YCC(イールド・カーブ・コントロール)期待が
剥落したことが金利上昇のきっかけのようです。
https://twitter.com/BigggDadyy/status/1278392509106999297

そうであれば、別段この金利上昇を恐れることもありません。
今夜VIX指数も低下傾向。ン=なかなか株は崩れないです・・・・

さて。金がレンジを抜けてきましたが
今夜、金利上昇のせいでしょうか、再びレンジ内に
叩き落されそうなムード・・・。
今夜はちょっと荒れ模様ですが、、、、
金市場には資金流入が続いています。

実は年初来のリスクアセットのパフォーマンスで
最も強かったのはゴールドです。

ダウでもNasdaqでもありません、ゴールドなんです。
ではなぜゴールドが強いのか。

エモリ・キャピタルマネジメント代表 江守哲氏に伺っています。
◆金価格と理論値 金鉱山生産量の推移 政府・中央銀行の金購入量と金価格の推移 金上場投資信託(ETF)保有高とS&P500の推移 日経平均株価と金への投資成果 年代別のポートフォリオ例
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