亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

FOMC議事録待ち

2017年11月22日 23時21分26秒 | 金市場
先週末の大幅上昇、逆に週明けは大幅下落と値動きが大きくなった金市場。21日は自律的な反発で1280ドル台復帰。本日22日はロンドンの時間帯からじわじわと水準を切り上げながら進みNY入りの時点では1280ドル台後半で推移中。

昨日は発表された10月の米中古住宅販売件数や景況感を表す指数の結果は好調で、米国景気が順調に拡大していることを示す中で米長期金利やドルの値動きは、必ずしも連動して上昇ということにならなかった。23日の感謝祭(Thanksgiving)の休日を控え、この週末は連休という市場関係者も多く、いわゆるポジション調整が相場を主導しているようだ。

今夜は先日3週間前のFOMCの議事録要旨の公開日。次回12月12-13日開催のFOMCでは追加利上げが予想されており、市場では90%以上織り込まれている。市場の関心は、その先、2018年の利上げ回数の見通しに移っている。さらにFRB内部でも意見が分かれていると見られるインフレについての現状評価や見通しについて、どのような意見が交わされていたかに集まっている。

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