日本時間、今夜のNY金は1180ドル台半ばで推移中。前日比で横ばい。ドル・インデックス(DXY)は、高値保ち合い状態で、金の動きはそれを映したもの。
昨日はアジア時間の午前早く、日本時間の午前9時台にややまとまった売りに金は急落となった。1167.10ドルまで安値を見たが、これは2016年1月5日以来の低水準。売りが一巡するとショートカバー(空売りの買戻し)と見られる安値拾いの買いに反発となり、以降はそのまま横ばいとなった。結局は、1ドル安の続落で終了。
アジア時間の急落については、中国のファンドの売りとの話があるが不明。下げた時間帯からの推測と思われる。ただし、前日15日には中国国外の取引(オフショア)の人民元相場が一時1ドル=6.987ドルと昨年1月以来の安値まで売り込まれ、人民元建て金価格の押し上げにつながっていることから、否定もできずといったところか。
いずれにしても日足で見た場合、下ひげの長い線となったことで、底値圏で出やすいパターンとなった。16日は他の貴金属、銀、プラチナ、パラジウムも金の急落に連れ安状態で安値を記録し、いずれもその価格が16日の最安値となった。ただし、終値は金とは異なり、いずれも前日比でプラス圏での終了となった。プラチナは前日比12.60ドル、パラジウムは同37.60ドルの上昇で、それぞれ784.50ドル、874.80ドルで終了。その後の時間外での取引でも堅調に推移した。つまり、こっちは下ひげの陽線引けということに。
16日は、中国商務省の副部長が来週訪米し、8月22日にも米財務次官と通商を巡る協議をすると伝えられた。事務方の折衝で、この話し合いでの成果には期待薄ではあるものの、米株式市場などはこれを好感し上昇となった。したがって、プラチナやパラジウムの急反発も同一線上にあるものと思われる。
日本時間明朝に発表されるCFTCのデータでは、金はさらにショートが膨らんだと見られるがどうか。この先、誰が、さらに売り乗せるのか。
昨日はアジア時間の午前早く、日本時間の午前9時台にややまとまった売りに金は急落となった。1167.10ドルまで安値を見たが、これは2016年1月5日以来の低水準。売りが一巡するとショートカバー(空売りの買戻し)と見られる安値拾いの買いに反発となり、以降はそのまま横ばいとなった。結局は、1ドル安の続落で終了。
アジア時間の急落については、中国のファンドの売りとの話があるが不明。下げた時間帯からの推測と思われる。ただし、前日15日には中国国外の取引(オフショア)の人民元相場が一時1ドル=6.987ドルと昨年1月以来の安値まで売り込まれ、人民元建て金価格の押し上げにつながっていることから、否定もできずといったところか。
いずれにしても日足で見た場合、下ひげの長い線となったことで、底値圏で出やすいパターンとなった。16日は他の貴金属、銀、プラチナ、パラジウムも金の急落に連れ安状態で安値を記録し、いずれもその価格が16日の最安値となった。ただし、終値は金とは異なり、いずれも前日比でプラス圏での終了となった。プラチナは前日比12.60ドル、パラジウムは同37.60ドルの上昇で、それぞれ784.50ドル、874.80ドルで終了。その後の時間外での取引でも堅調に推移した。つまり、こっちは下ひげの陽線引けということに。
16日は、中国商務省の副部長が来週訪米し、8月22日にも米財務次官と通商を巡る協議をすると伝えられた。事務方の折衝で、この話し合いでの成果には期待薄ではあるものの、米株式市場などはこれを好感し上昇となった。したがって、プラチナやパラジウムの急反発も同一線上にあるものと思われる。
日本時間明朝に発表されるCFTCのデータでは、金はさらにショートが膨らんだと見られるがどうか。この先、誰が、さらに売り乗せるのか。