方向感はないもののNY金の高値保合いが続いている。終値ベースで1420.90ドルを超えれば2013年以来の戻り高値更新となるが、先週は超えられなかった。米債利回りの低下が一巡したこともあろう。しかし、下値も固い。
週明けは中国の4-6月期GDPが前年同期比で+6.2%となり1992年1-3月期以来27年ぶりの数字に低下したとの話が注目されたが、これは市場予想の範囲内のこと。むしろ同時に発表された6月の鉱工業生産や小売売上高の数字が予想を上回ったことに注目との指摘があるものの、米中停戦がなったのが6月末なので、むしろ7月の数字の方が重要ということだろう。
この結果を受けた「それ、みろ!!」と言わんばかりのトランプ大統領の反応に笑ってしまった。「米国との通商合意を望んでおり、最初の合意をとん挫させなければよかったと思っている」というのは、まぁ、そうかもしれないが、ごく自然と支持者受けを狙ったような都合のいい解釈をするのがこの人の真骨頂。6月の首脳会談終了後に、中国側は米国産農産物を大量買いすると表明したと話していたが、その後中国側に動きはなく、じれているのは報じられているとおり。果たして具体的な約束があったのかどうか。。その後、台湾への武器輸出に絡んで中国側が猛烈に抗議しているので、果たして交渉再開もどうなるか。
本日は、米6月の小売売上高。こっちは、まずまずの数字なんだろうか。4-6月の決算発表を前にNY株主要3指数ともに最高値を更新しているので、結果を映して株価がどうなるか。金高、株高の並立はどうなるか。NY金の動向を考えるのに、いよいよ株価にも目配りする必要が出てきそうだが。
週明けは中国の4-6月期GDPが前年同期比で+6.2%となり1992年1-3月期以来27年ぶりの数字に低下したとの話が注目されたが、これは市場予想の範囲内のこと。むしろ同時に発表された6月の鉱工業生産や小売売上高の数字が予想を上回ったことに注目との指摘があるものの、米中停戦がなったのが6月末なので、むしろ7月の数字の方が重要ということだろう。
この結果を受けた「それ、みろ!!」と言わんばかりのトランプ大統領の反応に笑ってしまった。「米国との通商合意を望んでおり、最初の合意をとん挫させなければよかったと思っている」というのは、まぁ、そうかもしれないが、ごく自然と支持者受けを狙ったような都合のいい解釈をするのがこの人の真骨頂。6月の首脳会談終了後に、中国側は米国産農産物を大量買いすると表明したと話していたが、その後中国側に動きはなく、じれているのは報じられているとおり。果たして具体的な約束があったのかどうか。。その後、台湾への武器輸出に絡んで中国側が猛烈に抗議しているので、果たして交渉再開もどうなるか。
本日は、米6月の小売売上高。こっちは、まずまずの数字なんだろうか。4-6月の決算発表を前にNY株主要3指数ともに最高値を更新しているので、結果を映して株価がどうなるか。金高、株高の並立はどうなるか。NY金の動向を考えるのに、いよいよ株価にも目配りする必要が出てきそうだが。