金刀比羅宮の「金」にちなみ新名物、金箔載せた讃岐うどんなど

金刀比羅宮（香川県琴平町）の参道にある飲食施設で25日、新名物として金箔を載せた讃岐うどんとソフトクリームの販売が始まった。金刀比羅宮にちなみ、「金」をテーマにした観光PR戦略の一環で、国内客だけでなく、金を好むアジアからの観光客の呼び込みにも生かす。

うどん店「こんぴらうどん」（同）と隣の「かがわ・こんぴら観光案内所」内にあるスイーツ店がそれぞれ売り出した。ざるうどんは1080円、和三盆味のソフトクリームは金刀比羅宮の石段数と同じ785円（いずれも税込み）。約300円相当の金箔が載っている。金沢市の工房が監修した金箔を使い1日に各20食限定とする。

いずれも、四国旅客鉄道（JR四国）や県、琴平町などが昨年から取り組む観光振興策「ゴールドプロジェクト」の認定商品。これまで認定した3商品は金箔入り日本酒など物販品のみだった。飲食メニューの提供によりSNS（交流サイト）を通じた国内外での話題の広がりも狙う。