金の薄片入った缶を持ち逃げ、1.8億円相当 白昼のNY市

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白昼堂々、トラックから金の入った大型缶を持ち逃げ

白昼堂々、トラックから金の入った大型缶を持ち逃げ

(CNN) 米ニューヨーク・マンハッタンの中心部で先ごろ、駐車中のトラックから160万ドル(約1億8000万円)相当の金の薄片が入った大型缶が1人の男によって白昼堂々盗み出される事件があった。ニューヨーク市警は防犯カメラの映像を公開し、犯人の行方を追っている。

事件が起きたのは9月29日。マンハッタンの5番街と6番街の間に位置する西48丁目の路上で、男が集荷のため駐車中のトラックに近づき、開け放した後部ドアからアルミニウム製の大型缶を持ち去った。5ガロン(1ガロンは約3.8リットル)の容量が入るこの缶には金の薄片が満載されており、そのときの重さは約39キロだったという。

大型缶が盗まれる間、トラックに注意を払う人はいなかった。男は最初、トラックの前をただ通り過ぎようとしたが、大型缶の周りに誰もいないことに気づくと引き返し、缶を抱えてそのまま持ち去った。トラックの前では2人の男性が立ち話をしていたが、缶の盗難に気づくそぶりは見せていない。

大型缶を盗んだ男はヒスパニック(中南米)系で、身長165センチほど。年齢は50~60歳とみられる。警察は犯人発見につながる情報提供を呼び掛けている。

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