金色のケチャップいかが 福井の日々是が開発
食品コンサルティングの日々是(ひびこれ、福井市)は金色のケチャップを開発した。3月中にも販売を始める。マンゴーや黄色いパプリカ、レモンを原料に使った。20~30歳代の女性やSNSの利用者らを中心に販路を開拓する。
フライドポテトや野菜スティックに付けるほかオムライスの味付けなどに向くという。名古屋市の調味料メーカーに生産を委託した。価格は300グラム入りで税別1200円を予定する。高級食材店での扱いを目指す。
同社は2017年6月設立。出口隆治社長は調理師学校を卒業後、レストランや観光土産物施設で勤務した経験を持つ。「ケチャップは赤くなくてもいいという発想を形にしようと様々な野菜を使って完成にこぎ着けた」と話す。
福井県の関連団体、ふくい産業支援センターがデザイン面などで開発を後押しした。