純金の「アマビエ」、高島屋大阪店で大黄金展
疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」の純金製カードで新型コロナウイルスの終息を願う――。高島屋大阪店(大阪市)で金製品の展示販売会「大黄金展」が13日から始まる。安定資産として金の注目度が高まるなか、縁起物としての側面も訴える。
アマビエは江戸時代に出現し、「疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と告げたと伝わる。純金製のカードは税込み8万8000円と高価だ。広報担当者は「写真だけでも撮りに来て、SNS(交流サイト)で広めてほしい」と話す。
金は買いが集まり、国内外で最高値を更新している。約1700枚の金箔を使った高さ約1メートル80センチの巨大だるまも展示する。大黄金展は17日まで。入場は無料。飛沫感染防止シートなどを設置し、新型コロナの感染防止を図る。