日本ハム中田翔内野手(24)が、お祭り仕様の「足固め」をして3年連続3度目の球宴で初の豪快弾を狙う。今球宴限定の黒をベースに、ド派手にゴールドでデザインされた特注スパイクを用意。侍ジャパンでの活躍時から愛用している名前の1字、「飛翔」の文字を刻んだゲンのいいタイプをリニューアルした。「カッコいいやろ。気に入っているからね」とご満悦のオシャレをし、ハイテンションで乗り込む。

 堂々の実績をひっさげ、今回は挑む。過去2度は、昨年の第3戦の敢闘賞のみでノーアーチ。今季は22本塁打と現状でのパ本塁打キングとして出場する。今回のWBCでは野手最年少で選ばれ、定位置奪取。その時に出会ったのが、ナイキ社がデザインした1足だった。「経験が大きかった」とあの激闘にかけた思いを呼び覚ますには、格好のアイテム。侍魂を両足に秘め、フルスイングする。