中国の金需要、インド抜き首位になる可能性=WGC

中国の金需要、インド抜き首位になる可能性=WGC
7月25日、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、中国の金需要が今年1000トンを超え、インドを抜いて首位になる可能性があるとの見通しを示した。写真は香港で4月撮影(2013年 ロイター/Bobby Yip)
[ロンドン 25日 ロイター] - 金の調査や販促を行うワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、中国の金需要が今年1000トンを超え、インドを抜いて首位になる可能性があるとの見通しを示した。
WGCの投資部マネジング・ディレクター、マーカス・グラブ氏は、中国の金需要について、今年は950─1000トンと予想されるが、上振れリスクがあるため、レンジの上限を上回る可能性もあると指摘した。
その上で「中国は今年、年間ベースで初めて世界最大の金消費国となるだろう」と予測。需要の内訳としては宝飾の占める割合が大きいものの、投資目的が最も伸びるだろうと述べた。

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