金が2週間ぶりの高値に上昇、金ETFの保有残高増などで

金が2週間ぶりの高値に上昇、金ETFの保有残高増などで
8月12日、アジア時間の取引で、金が1%超上昇し、ほぼ2週間ぶりの高値水準をつけた。チューリヒで4月撮影(2013年 ロイター/Arnd Wiegmann)
[シンガポール 12日 ロイター] - 12日のアジア時間の取引で、金が1%超上昇し、ほぼ2週間ぶりの高値水準をつけた。軟調な米経済指標のほか、世界最大の金の上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・トラスト」の金保有残高が、2カ月ぶりに増加したことが材料になった。
「SPDRゴールド・トラスト」の金保有残高は先週末9日時点では、0.2%増の911.13トンとなり、6月10日以来ではじめて増加に転じた。今年は1400万オンス、現行水準で計算すると約190億ドルの流出となっている。
0730GMT(日本時間午後4時半)現在、金現物は1.3%高の1オンス=1330.51ドル。一時は1333.31ドルと今月の最高値をつけた。
銀は2.2%上昇。プラチナは2カ月ぶりの高値水準をつけた。

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