独監督当局、金・銀価格操作疑惑で銀行を調査=報道

[フランクフルト 26日 ロイター] -独連邦金融サービス監督庁(BaFin)は、指標となる金・銀価格を操作した疑いで銀行の調査に乗り出した。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙のドイツ版が26日、ウェブサイトで報じた。
同紙によると、BaFinの報道官は「LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)やEURIBOR(欧州銀行間取引金利)に加え、BaFinは、各行での金・銀価格など他のベンチマーク設定プロセスについても調査している」と語った。
同紙はまた、米国や英国でも同様の調査が進められていると報じた。情報源は明らかにしていない。
BaFin当局者からのコメントは、通常の営業時間外のため得られていない。

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