金現物の軟調続く、オーバーナイトで一時半年ぶり安値

金現物の軟調続く、オーバーナイトで一時半年ぶり安値
12月20日、アジア時間の取引で、金現物の軟調が続いている。オーバーナイトでは、一時1オンス=1185.30ドルと約6カ月ぶりとなる安値をつけた。台北で2011年4月撮影(2013年 ロイター/Nicky Loh)
[東京 20日 ロイター] - 20日アジア時間の取引で、金現物の軟調が続いている。オーバーナイトでは、一時1オンス=1185.30ドルと約6カ月ぶりとなる安値をつけた。
20日0015GMT(日本時間午前9時15分)現在、1オンス=1192ドル付近で推移し、やや値を戻している。
金価格は米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和に支援され、ここ数年は最高値圏にあったが、FRBが18日に緩和縮小を発表したことを受け、下げ幅を拡大している。
金現物は年初来では29%下落、今年の年間下落率は1981年以来の大きさに迫っている。

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