金が一時4カ月半ぶり高値、安全資産に買い=商品市場

金が一時4カ月半ぶり高値、安全資産に買い=商品市場
3月12日、商品市場で金が続伸し、一時4カ月半ぶりの高値を付けた。写真は昨年6月、ニューヨークで撮影(2014年 ロイター/Shannon Stapleton)
[シンガポール 12日 ロイター] -12日の商品市場で金が続伸し、一時4カ月半ぶりの高値を付けた。経済成長をめぐる世界的な先行き不透明感やウクライナ情勢を背景に、安全資産として選好された。
0309GMT(日本時間午後零時09分)時点で、金相場は0.6%高の1オンス=1357.11ドル。一時は昨年10月29日以来の高値1359.25ドルを付けた。前日は0.8%高だった。
トレーダーらによると、テクニカルな買いに加え、株式やベースメタルが軟調となっていることから、金は上値抵抗線の1355ドルを上抜けて上昇した。
そのほかの貴金属も堅調。銀相場は1%強上昇した。

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