金関連産業の成長、12年ぶりマイナス

2014.10.9 05:00

 中国黄金協会がこのほど発表した「中国黄金年鑑2014」によると、中国の金業界の利益は13年、12年に比べて64.86%減り、11年にわたって続いた利益純増の時代は終わりを告げた。同協会の行ったサンプリング調査では、13年に赤字を計上した金企業の割合は20.47%に達し、12年比で194%増加したという。

 多くの金企業が14年上期(1~6月期)の決算報告を発表したが、ほとんどは業績が振るわなかった。産金大手、山東黄金集団の上期の決算報告によると、営業収益は前年同期比11.94%減の246億8600万元(約4357億790万円)で、上場企業の株主に帰属する最終利益は、同67.65%減の3億1200万元だった。同大手の中金黄金は、上場企業の株主に帰属する最終利益が同51.12%減の2億8300万元だった。

 中国国内の金の価格については、統計によると、北京の千足金(純度99.9%の金)の価格は今年9月中旬現在、すでに昨年同期の1グラム当たり335元から30元減り、305元にまで下落。下落幅は8.9%に達している。

 今年8月中旬以降、国際金価格は下落を続けている。(新京報=中国新聞社)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。