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中国、営業日ごとの金値決めを開始-市場への影響力拡大狙う

世界一の金消費国であり金生産国の中国が19日、営業日ごとの金値決め(フィクシング)を開始した。アジア金市場のベンチマークを確立し、世界の金取引における影響力を高めたい考えだ。

  上海の金取引所である上海黄金交易所は会員による金(純度99.99%)の売買注文提出を受け、現地時間午前10時半(日本時間同11時半)に1グラム=256.92元(1オンス=1233.85ドル)の金価格を設定した。

  同取引所によれば、中国の銀行や宝飾品業者、鉱山会社に加え、英銀スタンダードチャータードとオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)グループの中国部門などが会員となっている。

原題:China Starts Gold Fixing in Bid to Expand Global Market Sway (1)(抜粋)

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