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NY金:続落、金投資への関心弱まる-米利上げが近づく中

2日のニューヨーク金先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物の未決済建玉 (オープン・インタレスト)は前日に1.5%減少し、4月8日以来の低水準となった。ファンドマネジャーらは5月24日までの1週間に金のネットロングポジションを26%縮小しており、縮小幅は今年最大だった。

  RBCウェルス・マネジメントのマネジングディレクター、ジョージ・ジロ氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、「オープン・インタレストは徐々に減っている。それは米利上げを控え投資資金の引き揚げが進んでいるためだ」と指摘。「利上げがあるかどうかはもはや問題ではなく、いつなのかが問題だ。失業保険申請件数は予想よりも実際には良かった。米金融当局のデータ次第の姿勢が変わるような材料は何もない」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比0.2%安の1オンス=1212.60ドルで終了。一時は0.4%上昇する場面もあった。

  • 銀先物は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のパラジウムとプラチナは下落

原題:Investor Interest in Gold Waning With Fed Rate Increase Looming(抜粋)

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