金相場、欧州不安で先行き堅調か
商品部 松沢巌
ニューヨーク市場の金先物相場は現地時間の5日、前日比1.1ドル安の1トロイオンス1174ドル(中心限月)で通常取引を終えた。4日にはイタリアでの憲法改正を巡る国民投票が即日開票の結果、反対が59.33%で賛成の40.67%を上回り、大差で改憲を否決した。
先週末2日の金先物は前日比8.2ドル高の1175.1ドルまで反発。その後のイタリア首相の辞任表明と金相場の反発は来年に向けて欧州混乱が、無国籍...
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