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田中貴金属、2017年金価格上昇で買取は前年比約25%増・販売は減少

キーワード田中貴金属 

 田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長執行役員:田苗 明)は
2017年の年間の資産用金地金、プラチナ地金の販売量と買取量を発表。

【金地金の販売量/買取量】

販売量:17,978kg(前年比-34.4%)
買取量:22,392kg(前年比+24.8%)

2017年の金地金の販売量は、前年 (2016年)と比べて34.4%減の17,978kg、一方、買取量は前年比で24.8%増の22,392 kgとなりました。
2017年の金の国内平均価格は、前年(4,396円/g)より180円高い4,576円/gでした。2017年の年明け以降、金価格の上昇基調に伴い買取量が増加しましたが、3月以降は緩やかな価格上昇により売買共に伸び悩みました。
8月に4,600円/gを超えると再び買取量が増加し、月平均最高値となった9月には年内最高の買取量となりました。金価格が高値圏にも関わらず一定の販売量を保っているのは、米国や欧州の政権交代、主要国の金融政策の転換による金融情勢混乱への懸念から、金が長期的な安全資産としての受け皿となっている様子がうかがえます。


【プラチナ地金の販売量/買取量】

販売量:8,310kg(前年比-45.7%)
買取量:4,094kg(前年比+13.8%)

2017年におけるプラチナ地金の販売量は、好調だった前年(2016年)に比べ45.7%減の8,310kgでした。一方、買取量は前年比で13.8%増の4,094kgとなりました。
2017年の国内のプラチナ平均価格は前年(3,535円/g)より12円安い※3,523円/gでした。プラチナの国内価格は、総じて軟調だったものの、12月に3,400円台を割りこむと下落が加速し、12月15日には、年内最安値の3,287円/gと、約1年2カ月ぶりの安値となりました。
割安感からプラチナ地金は12月に販売量が増加。
12月の1カ月間の販売量は、1~11月の平均販売量の約2倍となりました。値動きが激しい近年の中で、2017年は比較的小幅な値動きでしたが、その中でも依然堅調な取扱量を保っていることから、
2015年頃から続く金との相対的な割安感を契機に、一般消費者のプラチナによる長期的な資産形成が促進されている様子がうかがえます。※年間平均価格は、日次価格の和から平均計算をしております。


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