都市鉱山から金を簡便に回収 千葉大など技術開発
千葉大学の松野泰也教授らは使用済みの電子基板などから金を簡便に回収する技術を開発した。有機溶媒などが入った液体に浸す。塩酸と硝酸を混ぜた「王水」などを使う従来法と比べ、廃液処理の手間などが減り、コストを下げられると見込んでいる。電炉メーカーの東京鉄鋼と共同研究を実施中で、2020年をめどに実用化を目指す。
有用な金属を含む廃家電や携帯電話は「都市鉱山」と呼ばれる。東京五輪・パラリンピック用メダル...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り324文字