金鉱山で落盤事故、違法採掘の22人死亡 コンゴ

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コンゴ中部の金鉱山で落盤事故が発生し、22人が死亡した/Google Maps

コンゴ中部の金鉱山で落盤事故が発生し、22人が死亡した/Google Maps

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)で金鉱山の落盤事故があり、違法採掘を行っていた作業員22人の死亡が3日までに確認された。同国社会問題相がCNNに明らかにした。

社会問題相によると、落盤事故は2日、コンゴ中部マニエマ州にある違法操業の金鉱山で発生し、当初の犠牲者は14人と伝えられていた。しかし捜索作業を行った結果、さらに7人の遺体が見つかった。

重傷を負った3人のうち1人は3日に病院で死亡した。犠牲者の埋葬費用や負傷者の医療費は地元自治体が負担する予定だという。

鉱山資源が豊富なコンゴでは、安全対策が不十分な状態での違法採掘が横行し、落盤などの事故が後を絶たない。

同国南東部のコルウェジでは今年6月、鉱山開発大手グレンコアの保有する銅山で落盤事故があり、違法採掘を行っていた作業員少なくとも36人が死亡した。グレンコアによると、コンゴで同社の鉱山に侵入する違法採掘者は1日の平均で2000人に上るという。

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