新型コロナ下の投資人気、金とビットコインに分かれる-JPモルガン
Joanna Ossinger新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で個人投資家の行動が年齢層によって大きく異なることが、JPモルガン・チェースの分析で分かった。
ニコラオス・パニギリツオグル氏らストラテジストによると、投資家は総じて代替資産に関心を持っているが、年長者は金を買い、若者はビットコインを購入している。また、ミレニアル世代はテクノロジー株を中心に株式に投資し、年齢が上の世代は株を売っているという。
「年長者は余剰資金を債券ファンドに振り向けており、6月と7月も買いの勢いは続いた」と投資フローに関する4日のリポートで分析した。
個人投資家からの需要は世界的な株高や金を裏付けとする上場投資信託(ETF)の保有増加、最近の仮想通貨の値上がりなどに顕著だ。
金とビットコインのETFには過去5カ月に多くの資金が流入。年齢を問わず投資家は「代替」通貨を有望視しているとストラテジストらは指摘した。
原題:
Older Investors Go for Gold, Younger Ones Bitcoin, JPMorgan Says(抜粋)
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