米10年債利回りは1.18％まで上昇。
バイデン政権での財政拡大思惑によるものと推測されますが
金利上昇がゆえに、FRB地区連銀総裁らによる発言も注目で
4日、アトランタ連銀ボスティック総裁「21年に資産買い入れ再調整期待」
7日、米シカゴ連銀エバンス総裁「６月までにテーパリング時期明確に」
11日、ダラス地区連銀総裁カプラン総裁、
「縮小時期について、年内にも議論できるようになる」
などと量的緩和策に言及する要人らのコメントにも反応しちゃってる？
9日、クラリダFRB副議長は年内QEペース現行維持する見通し、
テーパリングを検討するにはかなりの時間がかかる
などと火消しを行っていますが
今夜はブレイナードFRB理事の講演が注目されますね。
ただ、こうした発言は質問されるために引き出された回答であり
積極的にテーパリングを示唆するものではないだろう、
とエコノミスト村上尚己氏。
2013年5月のバーナンキショックと呼ばれる株価急落の
トリガーとなったとされるテーパリング示唆は
予期せぬタイミングであったことと、
FRB議長の発言であったことで衝撃が大きくなりましたが
まだパウエル議長がそれに言及していませんね。
周辺がテーパリングに言及することで
本丸がそれを示唆しても衝撃が少なくなる効果もあるかと思われます。
ともかく、まだ市場は本格的なリスク資産売りには走っていませんね。
金利は上昇基調も、ドル高は鈍くなってきました。
今日はポンドが強く、豪ドルなども下げ止まり反発を伺う展開。
ベイリー英中銀総裁がマイナス金利の問題点を指摘。
マイナス金利導入の思惑を強めていた市場に巻き戻しが入った。
私は今年、ポンドとユーロの上昇に注目していますので
どこかで買いたいのですが、今日のポンド上昇には乗り遅れています。
103.23円のドル円ロング
1.2151ドルのユーロドルショートは継続していますが、
ドル円は今日の安値である104.30円を下抜けたら手仕舞います。
ユーロドルは今日の高値1.2180ドルを上抜けたら手仕舞います。
ポンドドルは1.3610ドル超えで買ってみようかな。
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