2021年4月12日月曜日

 株式市場、どうも冴えませんね。

ダウ、S&P500など米株は史上最高値更新しているのに
日本株史上は3月下旬から揉み合いに入ってしまっています。
期初の益出し圧力が強いんでしょうか。

日経平均
jmJyZ5rG (1437×897)
※利益がある状態で最初のスタートを切ることができれば
 今期の運用、気が楽になるとかなんとかいう
 機関投資家らの心理からの売りのこと。

一方で海外勢は3月の配当にかかる税金を嫌い日本株を売る傾向が強いものの
4月からはその売った株を買い戻す傾向があるとも言われています。
売ったものを買い戻すだけなら価格に影響はない、ということになるか。

米中の対立を嫌気している、という指摘もあります。

今日は上海総合が下落していますが、
チャートはあんまりいい形ではないですよね。
日本市場は今、米株市場ではなく中国市場をみて動いているのか?

※上海総合
f6Dm0NKd (1437×897)

8日、先週木曜に米国は中国に対抗する法案「戦略的競争法」を公表。
超党派で対中包囲網を敷く法案をまとめるようです。

米上院外交委が中国対抗法案、人権促進や安保で他国支援
https://jp.reuters.com/article/usa-china-senate-idJPKBN2BV2P0

そして、これは同盟国にもその役割を担ってもらう。というもので
日本も踏み絵を踏まされる可能性が高い、とみられています。

16日、今週の金曜に日米首脳会談ではかなり踏み込んだ要求があるのでは?
という警戒が日本株市場に広がっている可能性も否定できません。
例年は4月に日本株を買う海外勢が日米首脳会談を見極めてから動こうと
考えているかもしれません。憶測に過ぎませんが。

米、中国スパコン7社を経済ブラックリストに追加 軍事活動関与で
https://jp.reuters.com/article/usa-china-commerce-idJPKBN2BV2F8?il=0


今日はドル円は弱かったもののレンジの中での動き。

特筆すべきはポンドの逆襲。

特にユーロポンドでのポンド買いが強かったのですが
EU)と英国による北アイルランドを巡る協議が進展している、
との報道がきっかけとされています。

英国では今日12日月曜からから小売店舗、パブ、ジム、美容室などの
営業が再開したそうで、経済が戻ることへの期待がポンド買いを強めた
という指摘もありますが、う~ん。ポンドのチャートは良くないよね。
特にポンドドル。

ということでポンドドルを1.3757ドルでショート参戦してみました。
ユーロドル1.1819ドルL
ポンド円S 151.67円
キウイ円S 77.42円 全て継続です。

明日は米国のCPIに注目。
人気ブログランキングへ

先週のひろこのWeeklyGOLDは
「GOLDとBitcoin」
GOLD市場からBTCへ資金シフト?!
 Bitcoinの出来高がハイパー盛上がっていますが
時価総額は 現在 GOLDの10分の1

この先BTCが 法定通貨の
ヘッジの主役になるでしょうか。

<ドルの価値は過去50年で85%下落>
『ゴールドとビットコイン』
https://youtu.be/KAF0HvaTbkw
解説:池水雄一氏

人気ブログランキングへ

投稿時

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社