2021年7月13日火曜日

 日経平均は4日ぶり大幅反発。
12日月曜は +628円 28569円。

東京市場オープン前に発表された機械受注が
前月比7.8%増と市場予想2.5%を大きく上回る結果となったことが
好感された、という指摘もありましが。。。。
確かにプラス要因ではありますが
このニュースによる上昇相場だったというわけではないでしょう。

先週水木金の3日間で703円下落した分の9割を戻した格好ですが
先週の下落はETF分配金捻出売りが8000億超もあったことが影響して
いたと考えられ、こうしたイベントによる売り圧力がなくなったことで
売りが枯れたことによる自律反発ではないか、と思います。

それにしても日経平均は「窓」が開きすぎですね。
方向感がなく先物市場で投機筋のおもちゃになっているような気がします。

これから決算発表が本格化する中でこのまま強気継続でいいのか
まだ確信が持てないのですが、
200SMAでキレイに下げ止まって反発しているので
ここが起点となって折り返す可能性もゼロじゃない。

また過去20年間、米国株の7月の株のパフォーマンスはとても良いんです。

7月は株高のアノマリーがある、、、
ということと、需給要因の売り材料がひとつ消えたこともあるので
だいぶ上がっちゃってからの参戦ですが
日経平均CFD28544円で買いエントリー。
高値づかみになりませんように。。。

為替市場、クロス円が日本株の上昇に伴って上昇するか?
と思って見ていたのですが、東京時間はドル円クロス円ともに下落基調。

ところが19:00すぎから一転して上昇を始めるなど、
東京株式市場においては為替市場が株価と連動しない相場ですね。

クロス円の売りを狙っていましたが、株高でリスクテイク気味なのに
クロス円ショートはどうも気乗りがしないこともあって、
為替のポジションはまだつくっていません、様子見です。

※米10年債利回り 200SMAで下げ止まった?!

米株は今夜も堅調。
米長期金利も200SMAで下げ止まり反発基調にあり
異常な債券買いも落ち着いています。

こうなってくると、今度はこんな味方が出てくる(笑)

リフレ取引、諦めるのは性急か-米国債はイベント控え高騰が小休止も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-12/QW3NEAT1UM0X01

先週のブルームバーグはこんな記事を配信していました。。。
債券強気派が宣告、リフレトレード時間切れ-利回り頂点過ぎたと指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-07/QVVH2ODWRGG301

というわけで、まずは今週の米国債入札とCPIの数字が大事。
まだ米国のテーパリング&早期利上げを市場は織り込んでいないようです。
本格的に米国の金融引締めがマーケットに織り込まれるまでは
リフレトレードにベットするほうがパフォーマンスがよさそうです。

◆ECBラガルド氏、今月中のガイダンス変更予告-22年に新措置も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-11/QW3P8ZT1UM0Y01?srnd=cojp-v2
・金融刺激策の新しいガイダンスが約10日後に提示される
 (7月22日のECB理事会で新たなフォワードガイダンス発表か)
・既存の緊急債券購入プログラムが終了した後
        新たな措置が来年導入される可能性を示唆
 (現在のプログラムは22年3月までだが、その後新たなフォーマット導入?)

7月のECB、注目度が高まってきました。
先週の特別会合で、物価目標を「2%未満でその近辺」から「2%」に変え、
一時的な上振れを容認する姿勢を明確にしました。
これを受けてフォワードガイダンスも変更うするとなると
欧州は緩和を長期化させるスタンスを強固にするということですから
ユーロは売られやすくなりますね。
短期的にはユーロは弱含むのかもしれません。

◆オセアニアの金融大手ANZ銀行、ウェストパック銀行、NZ銀行大手BNZが
 先週、11月のRBNZ(中央銀行)によるNZの政策金利の利上げを予想
一方でNZ銀行大手KIWI銀行は11月利上げは早すぎるとの見通しを示す

キウイ2年債などは圧倒的に他国より利回り高いのですが
このところオセアニア通貨が弱いですね。
キウイロングで先週やられましたので、
ここからのNZドルトレードは値動き見極めてからですね。
今週14日水曜にRBNZの金融政策会合があります。

日経平均CFD28544円ロングのみ。
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