ゴールドと外貨準備を裏付けにした新通貨ジンバブエ・ゴールド

投稿日:

2781 Gold

 

4月10日にアフリカの
とある国がゴールドを裏付けとした
新通貨をスタートした。

その国というのはかつて
非公式ながら約900%という
とんでもないインフレ率を
叩き出したジンバブエ。

 

米ドルや南アフリカランド、
そして日本円に中国元など複数の
外貨が導入されている国でもあります。

ジンバブエドルという
法定通貨はあるのですけれども
とてつもないインフレにより
無価値になり外貨導入。

ところが新ジンバブエドルという
通貨が新しく採用されたのですが
その新通貨も急落し、またまた
インフレに悩まされている国。

 

 

そんなジンバブエが
今年4月よりゴールドを裏付けに
ジンバブエゴールドという
新たな法定通貨を採用。

ただ、急な法定通貨の
切り替えでジンバブエゴールドは
4月30日まで準備できないという
状況で流通すらしてない状況。

物を買うにしても米ドルしか
使うことができないこともあって
おつりも米ドルがない場合は
物で返すという状況。

 

ジンバブエゴールドとの
交換期限も設けられてるようだが
もともと新ジンバブエドルも
価値がないようなものであるため
紙切れと化している様子。

それほどまでのインフレに
苦しんでいるジンバブエですが
どうにもこの新通貨採用は
微妙にも感じるところ。

 

というのも裏付けとなってる
自国が保有しているゴールドと
外貨準備ですが調べてみると
そんなに量がありません。

確かに規模感としては
小さい国ではあるもの
世界の金保有ランキングで
100位にも入ってませんから。

新通貨を採用するぐらいなら
他国の通貨を複数の外貨を導入する
ままにした方が良いのでは?
と感じた次第です。

 

 

インフレ対策には有効

このジンバブエという国は
世界でも有数なインフレ国。

しかもそのインフレ率たるや
なかなか凄まじい数字ばかりであり
何かとニュースでも話題となった
ことがある国でもあります。

インフレ率900%ということで
1兆ジンバブエドル札なんてものが
あったほどですから…。

 

このジンバブエがなぜそれほどまで
インフレに苦しんだのかというと
以下のような理由があったため。

・圧倒的な物不足
・量的緩和維持
・国民の海外流出

特に影響となったのは政府による
白人大農場の強制収用でしてこれにより
食糧危機に陥るほど農業が崩壊する始末。

 

とはいえダイヤモンドや金属の
地下資源は豊富であり、一部の
国民には富裕層もいました。

しかし、ハイパーインフレで
国が崩壊すると共に富裕層も
海外へ逃れてしまうことで
更に国内の経済は悪化。

政府の政策の悪さもあってか
未だに通貨価値が不安定な国として
稼働している状況です。

 

そんな国で新たに採用された
ジンバブエゴールド。

お札が落ちていても今では
拾われないほど価値がないほど
通貨に対する信用性が低い国。

ゴールドという名が付く新通貨が
ジンバブエの期待の星となるのか…

新たな法定通貨採用によって
今後どうなるのか…

今後の動向が気になるところ。

 

お金の価値が無くなると
どうしても頼られるゴールド。

ジンバブエの情勢を知る度に
通貨のリスクをマジマジと知れるので
定期的に抑えておきたいところです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(4/18)の貴金属価格】
 ゴールド:12,987円/g(-112)
 プラチナ:5,219円/g(-119)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

無料見積もり

ナカオカのLINE@登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

 

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓

 

【株式会社ナカオカ】

住所:広島市中区堀川町5-10(金座街)
TEL:082-246-7788
営業時間:10時~19時(水曜定休日)
HP:https://nakaoka-inc.com/

-つぶやき

Top

Copyright© 守りの資産の金地金(ゴールド)で次世代に向けた資産形成をお手伝い , 2024 All Rights Reserved.