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オーストリア造幣局、「ウィーン金貨」の2017年世界・日本販売量を発表

キーワード金貨 オーストリア造幣局 

「ウィーン金貨ハーモニー」「プラチナウィーンコイン ハーモニー」2017年世界販売量と日本販売量を発表
金貨:世界販売量は約41.3万オンス、日本販売量は約3.7万オンス
プラチナコイン:世界販売量は約15,000オンス、日本販売量は約9,500オンスで世界販売量の6割以上を占める

オーストリア造幣局(局長:ゲルハルト・シュタールジッヒ、本部:オーストリア・ウィーン)は、2017年1月から12月の世界市場と日本市場における資産用地金型金貨「ウィーン金貨ハーモニー」および「プラチナウィーンコイン ハーモニー」の販売量をまとめました。

<ウィーン金貨ハーモニー>

【世界市場】約412,632オンス(前年比 約22.7%減少)
ドル建て金価格の2017年月別推移は、中東情勢や米新政権の政策実行力に対する不安感などからドル安が進行し、なだらかな上昇相場を形成しました。9月には、年内最高値の1,350ドル/オンスを記録。その後、FRBの資産圧縮開始の発表を受け下落に転じ、12月に米利上げが発表されるとドル建て金価格は再び下落しました。世界販売量は12月に2017年の月間最高量を記録しており、12月のドル建て金価格の下落が、世界販売量の増加に影響を与えたと推測されます。



【日本市場】約37,150 オンス(前年比 約32.5%減少)
2017 年の国内金価格は、ドル建て金価格と同様に、8 月までなだらかな上昇相場を形成し、9月4日に年内最高値4,751円/g をつけました。金価格が上昇したことで販売量は伸び悩みました。10 月から金価格が下がり始めると販売量は増加し、11 月と12 月の2 カ月間で、年間の販売量の約3 割を占める結果となりました。



<プラチナウィーンコイン ハーモニー >

【世界市場】 15,518オンス
2017年のドル建てプラチナ価格は、米国株式市場の上昇に追随する形で2月に1,000ドル/ozを超える水準まで上昇したものの、3月には一転、米国利上げを嫌気し投機家のポジションを圧縮する動きが強まり急落。その後も下落基調で推移し、12月13日には月間最安値の877ドル/オンスまで続落しました。それに伴い、12月の販売量は2017年の最高量を記録しています



【日本市場】 9,471オンス
プラチナの国内価格は、総じて軟調だったものの、12月に3,400円台を割りこむと下落が加速し、12月15日には、年内最安値の3,287円/gと、約1年2カ月ぶりの安値となりました。それに伴い、月間販売量も12月が最多となりました。また、国内の年間販売量が世界販売量の6割以上を占めていることから、日本特有のプラチナを資産運用に取り入れる意識の高さがうかがえます。日本の販売動向が、世界のプラチナウィーンコイン ハーモニーの販売を牽引しています。



<オーストリア造幣局とは>
オーストリア造幣局は、1194年の誕生以来、800余年にわたり様々なコインの鋳造を行ってきました。その品質と鋳造技術は世界中から高い評価を得ています。1989年、財務省傘下からオーストリア中央銀行の子会社となったオーストリア造幣局は、同年、ヨーロッパで初めての純金地金型金貨「ウィーン金貨ハーモニー」を発行、日本市場への販売を開始しました。1994年には開局800周年を迎え、2004年の「ウィーン金貨ハーモニー」発売15周年には、世界最大級の金貨である「ウィーン金貨ハーモニー1000オンス」を、2008年には「ウィーン・フィル銀貨」を発行しました。また、2009年の「ウィーン金貨ハーモニー」発売20周年では、「ウィーン金貨ハーモニー20オンス」を発行し、2014年には発売25周年記念として「ウィーン金貨ハーモニー1/25オンス」を、2016年より「プラチナウィーンコイン ハーモニー」を発行しました。

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