金融取、金・原油ETFの証拠金取引 9月13日から
東京金融取引所は25日、金と原油の上場投資信託(ETF)を使った証拠金取引を9月13日に始めると発表した。円換算した金地金価格やWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油価格と連動するETFを原資産とし、同じ取引口座で国内外の代表的な株価指数にも投資できるのが特徴だ。個人投資家の分散投資の受け皿として取引拡大をめざす。
証拠金取引「くりっく株365」として初めて商品価格連動型のETFを使った取引を上場する。これまで金融取は日経平均株価など株価指数の証拠金取引を扱ってきた。金・原油ETFの証拠金取引は原則、月曜日から金曜日の午前9時から翌朝6時までほぼ24時間できる。日本の祝日でも取引できるのが特徴だ。金融取は「個人投資家の幅広いニーズに応えたい」としている。