「好きな金色」の全体傾向

ゴールドフェスタ事務局は、色の専門家集団である日本カラーデザイン研究所と共同で、性別・年代別から見る好きな金色の傾向などを分析した「日本人の金(ゴールド)に関する意識調査」を発表した。

女性はツヤのある質感のゴールド派

好まれやすいゴールドとそのイメージ

同調査は2013年11月21日~2014年1月15日の期間、600人の男女を対象に行われた。まず、「好きな金色」について調査したところ、「ディープゴールド(ツヤ)」が26.2%で最も多かった。次いで、「シャンパンゴールド(ツヤ)」(17.8%)、「ディープゴールド(マット)」(13.0%)となった。

男女別で見ると、男性はハードで高級感の強いディープゴールド(ツヤ)、ディープゴールド(マット)が上位となり、ツヤのある・なしや明るさに関係なく、黄みのゴールドへの嗜好(しこう)が強く表れる結果となった。

一方、女性はソフトで上品な印象のシャンパンゴールド(ツヤ)や、ディープゴールド(ツヤ)が上位となっている。また、全ての種類の金色について、マットな質感よりもツヤのある質感の方が支持率が高くなっている。

男性はどの年代でも「ディープゴールド」

年代別で見ると、男性はどの年代でもディープゴールド(ツヤ)を最も好み、特に60代以上は、エローゴールドを含め彩度の高いゴールドを好む傾向が見られた。女性では年代差が見られ、30代~50代までの層はシャンパンゴールド(ツヤ)を最も好むが、60代以上になると順位が下がり、男性同様に彩度の高いディープゴールド(ツヤ)の支持が高くなった。