黄金の亀に財布こすったら、もうかりまっせ! ただし年1回限定 奈良・信貴山千手院

銭亀善神を手や財布でこする参拝者=奈良県平群町
銭亀善神を手や財布でこする参拝者=奈良県平群町

 金運を授かる御利益があるとされる「銭(ぜに)亀(がめ)まつり」が5日、奈良県平群町の信貴山千手院で営まれ、参拝者は金色の亀の形をした「銭亀善(ぜん)神(じん)」を触って金運招福や商売繁盛を願った。

 銭亀善神は、毎年1回銭亀まつりの日だけ公開される。参拝者は、観音堂に安置された銭亀善神の甲羅を手でさわったり、財布をこすりつけたりしていた。また、隣接する銭亀堂に置かれた石臼に財布を乗せて回すことで、金回りが良くなるよう祈願した。

 巫(み)女(こ)や稚児らが境内を練り歩く「銭亀行列」や、景品が当たるくじがついた菓子をまく「お宝まき」もあり、多くの参拝者でにぎわった。

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