高さ約103センチの「黄金のパンダ」が2日、高島屋堺店(堺市堺区)の3階エントランスに登場し、買い物客らを驚かせている。
6日まで8階で開催中の「黄金展」の展示品。金の買い取り販売会社が金箔(きんぱく)約2千枚を使って製作した像で、価格は約98万円。七夕のササも飾られ、買い物客らが短冊に願い事を書いていた。
黄金展は景気回復の風が強まる中、シニア層や外国人観光客らを狙って開催。置物などの金製品約250点を展示即売しており、100万円台の仏具や茶道具、和洋食器などが売れ筋だという。
会場には、純金約4・4キロを使った黄金の太刀(約6231万円)や、重さ120キロの金塊(6億円相当、非売品)、子供たちが喜ぶ人気キャラクターの純金像などが並ぶほか、金の茶器で抹茶が楽しめる茶席も設けている。
同店の担当者は「金は縁起もいいので、まばゆい黄金色の光を浴びにきてください」と話している。