久子さま 黄金のアフガニスタン展をご鑑賞

特別展「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」を訪れ、ベグラム遺跡のガラス製品を見学される高円宮妃久子さま=12日午前、東京都台東区の東京国立博物館(早坂洋祐撮影)
特別展「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」を訪れ、ベグラム遺跡のガラス製品を見学される高円宮妃久子さま=12日午前、東京都台東区の東京国立博物館(早坂洋祐撮影)

 「文明の十字路」として栄えたアフガニスタンの名宝246件を集めた特別展「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」(産経新聞社など主催)が12日、東京都台東区の東京国立博物館・表慶館で開幕した。これに先立ち、高円宮妃久子さまが同展を鑑賞された。

 同国では古代ギリシャやローマ、インド、中国との交流を示す装身具などが多数発掘されている。旧ソ連の軍事介入や内戦、イスラム原理主義勢力タリバンの支配などによる略奪と破壊を免れ、守り抜かれてきた。

 久子さまは、遊牧民の王族の遺跡「ティリヤ・テペ」(前1世紀~1世紀)の墓から見つかった黄金の耳飾りや首飾りなどの副葬品に目を留められた。日本では弥生時代にあたるとの説明を受け「よく残っていましたね」「もう型押しの技術があったのですね」などと感心されていた。

会員限定記事会員サービス詳細