10万円金貨をゲットしろ! 和歌山で埋蔵金探し

約4千人が参加して始まった「熊野水軍埋蔵金探し」=和歌山県白浜町
約4千人が参加して始まった「熊野水軍埋蔵金探し」=和歌山県白浜町

 和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で26日、白砂の中に隠された10万円金貨などのお宝を探す「熊野水軍埋蔵金探し」が始まった。「夏の白浜」の最後を飾るイベント。家族連れや若者ら約4千人が宝探しを楽しんだ。8月30日まで。

 熊野水軍の船が沖合で遭難し、積み荷の宝物の一部が白良浜に埋められたという言い伝えにちなみ、白浜観光協会などでつくる実行委員会が毎年開催。10万円金貨や1万円銀貨のほか、テレビなどの家電製品、ホテル宿泊券などの引換券が入ったプラスチック容器を手と足だけを使って探す。

 この日は、開始約5分で10万円金貨が見つかり、参加者らから大きなためいきが漏れた。見つけたのは和歌山市平井の中学1年生、岩橋妃奈葵さん(13)。家族と一緒に来た岩橋さんは「びっくりした。家族と東京へ旅行したい」と喜んでいた。

 毎日午前10時から午後3時までで参加は無料。問い合わせは同協会(電0739・43・5511)。

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