「こんぴらさん」の玄関口が金ピカに、「黄金の金華畳」お目見え JR琴平駅

黄金の畳の前に立つ製作者の中井敬芳さん=香川県琴平町のJR琴平駅
黄金の畳の前に立つ製作者の中井敬芳さん=香川県琴平町のJR琴平駅

 四国を代表する観光地、金刀比羅宮(香川県琴平町)の玄関口となるJR琴平駅に、「黄金の金華畳」がお目見えした。

 黄金の畳は「金」をテーマにした商品をもとに、金刀比羅宮を中心とする地域のにぎわい創出に取り組む「ゴールドプロジェクト実行委員会」の認定商品。琴平町の「畳の大阪屋 中井工業社」が製作して寄贈した。同社4代目の中井敬芳さん(37)によると「水引を素材にしているので、通常の畳を作るよりも手間がかかった」という。

 同駅は観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の発着駅。畳は観光客に豪華気分でくつろいでもらおうと、観光列車の専用待合室「ラウンジ大樹」に設置された。

 また、同駅では列車接近放送に「こんぴら船々」を新たに導入している。さらに、「堀製菓」(琴平町)の「金のこんぴら饅頭(まんじゅう)」がゴールドプロジェクト商品として認定された。

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