ススキ波打つ神河・砥峰高原、黄金色に輝き見頃

見頃を迎えている砥峰高原のススキ=神河町川上
見頃を迎えている砥峰高原のススキ=神河町川上

 小説家、村上春樹さん原作の映画「ノルウェイの森」のロケ地として知られる神河町の砥峰(とのみね)高原(標高約900メートル)で、ススキが見頃を迎えている。黄金色に輝くススキが波打つように揺れ、深まりゆく秋を告げている。見頃は11月上旬まで。

 ススキの草原は、同町川上地区の住民らが、かやぶき屋根の材料となるススキを植え、「茅刈り場」として整備したことが始まりとされる。観光客らはススキを眺めて写真に収めたり、周囲の風景を写生したりしながら、思い思いに秋の一日を楽しんでいた。

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