鳥取市の水族館「とっとり賀露かにっこ館」で黄金の体色のナマズが展示され、来場者を驚かせている。
同館によると、ナマズは7月18日、鳥取県東部の川で男性が釣り上げ、同館に持ち込んだ。体長約55センチの成魚。体色を決める色素胞の異常で体全体が金色になったとみられる。金色でここまで大きく成長するのは珍しく、縁起が良いとされている。
同様の金色ナマズは過去にも見つかっており、同館での展示は平成27年9月以来。別の水族館では展示中に元の黒に戻ったケースもあるという。
同館では今月末まで水槽で展示。掃部真一シニアマネジャーは「来年の東京五輪まで今の色のまま元気でいたら、日本選手団の応援イベントも検討したい」と話した。