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名古屋市天白区にある相生山緑地でヒメボタルが乱舞し、木立の間にいくつもの小さな光が揺れている。
ヒメボタルは一生を陸上で過ごし、体長は大きいものでも1センチ弱。繁殖期の初夏、深夜になると、人の腰ほどの高さでゆっくり舞うオスと、ひと回り小さいメスが、意中の相手を探して黄金色の光を点滅させる。
30年近く観察を続ける「相生山緑地自然観察会」の近藤記巳子代表は「美しい光がいつまでも見られるよう願っています」と話している。乱舞は6月上旬まで見られるという。