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千葉県富津市萩生の「黄金井戸」と呼ばれる洞穴で、国指定天然記念物「ヒカリモ」が水面全体に広がり、金色の輝きを放っている。
市などによると、ヒカリモは長さ0・01ミリ・メートルほどの細胞で、光を反射すると黄金色に輝いて見える。各地に自生するが、「黄金井戸」は国内最初に発見された場所であり、毎年多量に発生するのは珍しい。1928年、「竹岡のヒカリモ発生地」として天然記念物に指定された。
洞穴の水面は幅約3メートル、奥行き約10メートル。JR竹岡駅前の国道127号を南西へ徒歩数分で行ける。