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日本航空は20日、東京五輪・パラリンピックにちなんだ特別塗装機の3号機を就航させた。通常は垂直尾翼に赤色で描かれるロゴマーク「鶴丸」が初めて金色でデザインされたほか、機体にはテニスの錦織圭選手や体操の内村航平選手など、日本を代表するアスリートが描かれた。
特別塗装の3号機は羽田―新千歳、伊丹―那覇など国内線を対象に、11月まで運航する。デザインを担当した東京オリンピックパラリンピック推進室・中屋有貴氏は鶴丸を金色としたことについて、「縁起の良い色で、少しでも世の中を明るく照らすことを願った」と話した。
日航は2019年に特別塗装の1、2号機を就航し、いずれも大会マスコットの「ミライトワ」「ソメイティ」ががあしらわれたデザインだった。3号機は当初、昨年4月に就航予定だったが、コロナ禍の影響で就航が延期されていた。