金箔・枯れ山水に囲まれた「極楽浄土」…江ノ電が「観音電車」運行

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江ノ島電鉄の「観音電車」(7日午前、神奈川県鎌倉市で)=池谷美帆撮影
江ノ島電鉄の「観音電車」(7日午前、神奈川県鎌倉市で)=池谷美帆撮影

 江ノ島電鉄(神奈川県藤沢市)は、車内の壁面や扉に 金箔きんぱく 模様、床は枯れ山水模様を施した「観音電車」(1編成2両)の運行を8日に始める。今年は、沿線にある鎌倉市の長谷寺が本尊造立1300年に当たることから、極楽浄土をイメージした。

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 通常は広告スペースとなる中づりにハスの花をあしらい、窓の上には絵巻を掲示。扇風機も金色に塗った。来年2月末まで1日10往復運行され、同電鉄は「地域を盛り上げる一助になれば」とする。7日には鎌倉市の極楽寺検車区で法要が執り行われ、新型コロナの収束を願った。

 長谷寺によると、721年に僧が1本のクスノキから観音像2体を作り、1体は奈良県の長谷寺に、もう1体を海に流した。流された1体は15年後に神奈川県に流れ着き、鎌倉の長谷寺の本尊「十一面観世音菩薩像」になったという。

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