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金色矢に寅の絵馬結わえ 岐阜・金神社の破魔矢と鏑矢、5日から授与

2021年12月4日 05時00分 (12月5日 10時56分更新)
金色の破魔矢に絵馬をくくりつけるみこや敬神婦人会の有志ら=岐阜市金町の金神社で

金色の破魔矢に絵馬をくくりつけるみこや敬神婦人会の有志ら=岐阜市金町の金神社で

 岐阜市金(こがね)町の金神社で三日、迎春に向けた縁起物の破魔矢と鏑矢(かぶらや)作りが大詰めを迎え、神職やみこらが金色の矢に寅(とら)の絵馬を結わえて仕上げた。
 神職、みこ、神社の氏子でつくる敬神婦人会の有志ら計十八人が参加。金色の紙が巻かれた矢に、来年のえとの寅が描かれた絵馬や張り子を取り付けていった。
 制作は一カ月ほど前から始まり、この日が最終日。破魔矢は長さ六十センチ、鏑矢は九十センチ。寅の張り子と小判が付いたものなど三種類で計二千五百本が仕上がった。
 権禰宜(ごんねぎ)の丸山敏樹さん(28)は「来年は(強い運勢があるとされる)五黄(ごおう)の寅にあたる年。騎虎(きこ)の勢いで、コロナを打ち破り、金の矢で輝かしい一年にするという思いを込めた」と話していた。
 例年より早い五日から神社で授与する。価格は千八百円から。 (浜崎陽介)

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