金箔1万6500枚、秀吉の「黄金の茶室」よみがえる…名護屋城博物館で常設展示

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 豊臣秀吉が造らせたとされる「黄金の茶室」が佐賀県唐津市の県立名護屋城博物館に復元され、23日、報道陣に公開された=写真、浦上太介撮影=。壁や天井などに11センチ四方の 金箔きんぱく 1万6500枚が貼られた豪華な造りで、27日から一般公開される。

 県文化課によると、黄金の茶室は1586年に京都御所で開かれた茶会で初めて使われ、天皇が参席する中、秀吉が茶を献じたとされる。解体して持ち運ぶことができ、名護屋城でも朝鮮出兵に合わせて4回使われた記録が残っている。

 県が名護屋城での茶会に参加した博多の豪商・神屋 宗湛そうたん の「宗湛日記」を参考にし、約5500万円をかけて忠実に再現した。縦横約3メートル、高さ約2メートルで、障子紙の代わりに赤い絹織物、畳表には赤く染めた羊の毛などを使っている。常設展示し、年間30日程度、茶室内でお茶が飲める体験プログラムを行う。

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2860197 0 エンタメ・文化 2022/03/23 18:56:00 2022/03/23 20:31:02 2022/03/23 20:31:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/03/20220323-OYT1I50113-T.jpg?type=thumbnail

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