青森市で知人男性の住宅から2650万円相当の金貨を盗んだとして、窃盗などの罪に問われている女の裁判が6日開かれ、青森地裁は懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは青森市の無職・三橋美香(みつはし・みか)被告49歳です。三橋被告は2022年5月、自身が身の回りの世話をしていた青森市の男性の住宅から金貨105個2650万円相当を盗んだ窃盗の罪などに問われていました。青森地裁で開かれた6日の判決公判で、寺尾亮裁判官は、「被害者の信頼を裏切る悪質な犯行で、盗んだ金貨の保管や売却で複数の知人などを巻き込むなど犯行後の事情も悪質」として懲役5年の求刑に対し、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。判決について三橋被告の弁護側は、「本人と協議する」としています。