全部当たり! 駄菓子屋の夢の「金塊」 ゴールドチョコレート

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金塊そっくりなパッケージの「ゴールドチョコレート」=2023年2月8日、北村隆夫撮影
金塊そっくりなパッケージの「ゴールドチョコレート」=2023年2月8日、北村隆夫撮影

 気温が低く懐も寒い物価高騰の冬。こんな時だからこそ、リッチな輝きが欲しい! 駄菓子屋さんでひときわピカピカしている「ゴールドチョコレート」は金塊そっくりの見た目。しかも、買ったお店で交換できる金券が必ず当たる。そんな大盤振る舞いして、大丈夫?

 作っているのは福助製菓(大阪市阿倍野区)。名前からして縁起が良さそうだ。平井健三郎社長(67)と、息子さんの平井将貴専務(37)に話を聞いた。

 ゴールドチョコレートは、金塊を模した箱の中にチョコレートが入っている。チョコレートが封入されているパッケージの紙をめくると、10~100円の金額が書かれており、買ったお店で金券として使用できる。お店が損をしないよう、当たり分の金額を上乗せした個数を一緒に箱に入れて出荷している。そのため、当たった金券を別のお店に持ち込むのはルール違反。メーカーと駄菓子屋さん、お客さんの信頼関係で成り立つ商品だ。

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