高岡の地名の由来にまつわる鳳凰(ほうおう)のブロンズ像が17日、高岡信用金庫の本店本部棟エントランス(高岡市守山町)にお目見えした。

 同金庫各支店の取引先事業所でつくる親睦会が、同金庫の創立100周年を記念して寄贈。高さ約1メートルで金色に塗られている。京都の仏師、故長田晴山(せいざん)さんが原型を手がけ、高岡銅器有限会社が製作した。

 除幕式があり、発起人の織田幸市昭和会長が「100周年にふさわしいと自信を持って贈った」とあいさつ。同じく発起人の早川勇みゆき会長、杉江幸男西高会長らが加わり除幕した。永岩聡同金庫理事長は「次の100年へスタートを切ったところに鳳凰が飛来し、大変めでたい」と感謝した。